これ、いちおう健康カテゴリーに入れておきます。
この「皆、相場から欲しいものを手に入れる」というのは有名な相場師、エド・スィコータの言葉。マーケットの魔術師 青本 p177に詳しくあります。これが深い。簡単に言うと、
・相場で儲けたい人はそれを欲して儲ける
・相場で損をしたい人はそれを欲して損する
ってことです。で、ここでおかしいと思いますよね？相場で損をしたい人がいるのか？
だれでも儲けたいはずでしょう？
でも違うのです。本当に儲けたいならそうはしない・・・でもそれをしないで、明らかに損をしたがってる人がいて、実際そういう行動をとって損をすることでその人はなにかを満足させている、といっているのです。このインタビュアーのジャックDシュワッガーは「哲学的すぎる」とか言ってました。
ちょっと話がそれますが
「ああ、仕事辞めたい。転職したい！やだやだ。」
って、文句を言っている人がいるとします。
だったらやめたら？とはなかなか言えませんが、仮にそういってもその人はたぶんやめません。
仕事を辞めたい、とは言っていても、いろんなことを天秤にかけてそこにいるのです。
それが悪いとかいってるわけではありません。そうすることでその人は自分にとっての最適な落ち着きどころに身を置いているのです。
相場においては損をしたい、と思ってる人はいないはず・・なのですが、実際はたから見てると損をしたくてしてるんだな、と思うような人がいます（と僕が言ってるのではなくエド・スィコータさんが言ってます）。
何も考えずにマーケットに飛び込んで・・・値段上がった！買った！逆行した！損切 を繰り返す人とか。
これ、本人はまったく意識してないのですが、彼からしたら、それを望んでるようにしか見えない、ということです。そうやって、皆、相場から欲しいものを手に入れている、ってことです。
実際そうやって、損をすることで何かしらの満足を得てる人もいるようなのです。それを総じて「人は皆相場（マーケット）から欲しいものを手に入れる」といったのでしょう。かなりアイロニーきついですが。
さてここから一気ににコロナワクチンの話になります。
2021年12月22日現在、オミクロン株だー、大変だー。とかやってます。英国ではすごい感染者数（というかおそらくPCR陽性者数）。
政府ワクチン3回目接種を急ぐような雰囲気。
で、それを待ち望んでる人もいます。そうじゃない人（最初から1度も打ってない人や2回打ってもういいかなという人など）もいます。
で、これが最初に話したエド・スィコータの言葉と重なるなぁって思って。要するに
「人はみな、コロナワクチンの接種非接種から欲しいものを手に入れる」
と言い換えてもいいかもしれません。
打つ人、打たない人・・・どちらも自分の望みをかなえていてると思われます。
打たない人は・・・
- なんだかよくわからないしとりあえずやめておこう
- やばい、なんかやばいらしい。いろいろ調べるととにかくやばいらしい。あれは毒だ毒。
- 痛いしあの針のさし方怖い
- これでコロナにかからなくなるわけでもないし打たないことで人に迷惑をかけるわけでもないしまぁいいか。
- 治験終わる2023年までとりあえず様子見かなー
とかこんなかんじじゃないでしょうか。
一方打つ人は・・・
- 打っておけば安心！！（これが一番大きいと思う）
- 流れ的にみんな打ってるし
こんな感じじゃないでしょうか。
要するにワクチンを打っている人は、この「打つ」ことによっていろいろ得ているものがあるのです。安心とか世間体とかもろもろ。
それと引き換えに打った直後の倦怠感とかこれからの不安とか（これはあんまりないのかな？）を受け入れて、それと天秤にかけてあのワクチンを打っているのです。
実際にワクチン接種をして気分が晴れやかになった人がたくさんいます。これはこれでいいのではないか、と思っています。
プラセボっていうのがありますね。あれと同じです。風邪をひきました。ウイルス系です。「抗生物質出しておきましょう」って言われてありがたくそれを飲んで気分晴れやか。本人満足。
（※ちなみにウイルスに抗生物質は無意味です）
でも本人がそれで満足ならいいのです。(ただ、抗生物質は良い菌も皆殺しにしてしまいますけど）
「いやいや、そこまで深く考えてないよー。テレビで言ってるし。だいたい行政がそうしろって流れだし」
という人もいるでしょう。その通りです。でもそれを受け入れる受け入れないは自由で、日本はまだすごく自由です。これがオーストラリアとかだと警察に捕まります（意味不明ですこれ）。
ですので日本においては選択の自由がありますので、どちらか好きな方を選んでくれればいいと思うのです。大人限定ですが。
前にも別記事で書きましたが、子どもの接種はダメです！絶対。本人判断できませんので！
最後にはっきりさせたいことは
- ワクチンでコロナウイルスは防げない（←これは確定）
- 本人の重症化は防げそうだ。
ってことです。ただ、この重症化は防げるかもしれませんが、致死率とかが下がるわけじゃない気がします。個人的に心配してるのは病気にかかる確率が上がってしまうかも！ってことです。これはあまり言われてません。なぜなら証拠がないから。
一つ言えるのが超過死亡のデータです。とにかく今人が死んでます。いやいつも死んでるだろう？って思うでしょう？じゃなくてたくさん死んでるんです。コロナ患者の死者を調べればわかりますがそれではこの数字になりません。大規模災害（東日本大震災とか）があればそれですがそういうのもありません。でも死んでるらしいです。
ただ、最初の話の戻りますが、エド・スィコータの言葉を借用すると、多分これはそれを望んでそうなっている、ともいえるのではないかなぁって。
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