峰宗太郎氏のワクチン後遺症についての見解

2022年3月7日(月) ニッポン放送 垣花正の あなたとハッピー において、峰宗太郎氏が次のようなやり取りをしました。メモ書きです。


3月7日の 08:00-09:52の枠 、だいたい9時ぐらい(開始1時間後くらい)に登場です。
以下やりとり(完全書き起こしではありません。文体などは変えてます)

那須:
垣花さん(コロナ感染のためお休み)は3回目の接種をする前にかかってしまったのですが、この後どうすればいいでしょう?(接種) 感染してしまえば打たなくていいのでしょうか?


峰:すでに2回打っているので基本的な免疫ができているはずなのですが、ブレイクスルーで感染されているわけです。免疫は強化されているので2回打っている方は感染する可能性はかなり低くなっています。
ただし、自然免疫よりもワクチンで獲得する免疫のほうが特異的である、つまり効きやすいということがわかっています。
ですので、回復されたら3回目を接種することで、再度の感染を防ぐことができます。
しっかり回復したら3回目の接種…ブースターを接種したほうがよりよいかと思います。

那須:
5歳~11歳の接種は接種後短時間で効果が薄れると言われていますが。


峰:
それはプレプリント。査読の前の論文の下書きです。それがニューヨークの保健局に努めている少数のグループから出てきた。
強い根拠のあるデータではない。
それ以上の年齢の接種よりも早く効果が下がってしまうのは量が少ないから。わかったことは、量が少ないと効果が早く減衰するということ。
しかし、この論文から、重症化を予防する効果は比較的高く保たれていることがわかった。小さい子が打つメリットはかなり大きい。


テリー:
峰先生が憤慨してらっしゃったワクチン後遺症について。いろんな変な噂が出てますが。


峰:
後遺症というものは何らかの病気になった人が何らかの症状を引き継ぐときに使うもの。
ワクチンを打って副反応が出てそれが引き続く、という場合に使うのはわかるが、ワクチン後遺症という言い方は医学的にも正しくない。非常にプロパガンダ的な言葉である。
ワクチンの副反応が出る方は非常に多い。人によってはアナフィラキシーやギランバレー症候群になる人もいる。
これはHPVワクチンの時にも問題になったが、ワクチンを接種したタイミングで別の病気を発症する方も当然いらっしゃる。
もしくは隠れていた持病が明らかになる。
ワクチンをきっかけに心理的な思春期特有の症状が出てくる場合もある。
そういったものをワクチンの後遺症である、と断言してしまうと実際の病気が見逃されてしまう、ということがよく起こる。
そして、適切な治療ができなくなってしまう。
その結果、グルタチオン点滴など効果がないことが明白なトンデモ治療をやってしまう人が出てきてしまっている。
ほぼ詐欺のような医療が出てきてしまっている。
ワクチンを打って体調がおかしくなってしまった人は、ぜひ、打たれた医療機関や保健所などの公的機関に相談をして、しっかり見てくれる医師を探していただきたい。


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