クスリに殺されない47の心得(近藤誠)を読んで

最近コロナワクチンのことがあったり、あと、自分が登録販売者の資格を得たこともあって、薬についていろいろ考えるようになりました。

で、この本。

著者の近藤誠さんは結構有名な方で、ただ、一部からは「とんでもない人」という評価(レッテル?)を張られていたりもします。
ただ、ざっと読んだ感じではすごくまっとうな感じがします。
冒頭に3つの心がけ、というのがあります。それは
1.診断を忘れる
2.検査を受けない
3.医者に近づかない
です。自分が医者なのに、です。
この本が書かれたのはだいぶ前なのでデータも古くはなるのですが、2013年の長寿日本1の県は長野県。そして長野県は、医療費・医師・ベッド数・入院日数ともに(当時)全国最低だったとか。
そして、自宅死亡率は日本一。つまり医者にかからず長生きして家で死ぬ、というのが長野。
それと、もう一つ、夕張の例を挙げてました。
これは僕も知ってました。そう、財政破綻で医療崩壊。しょうがないから予防的な医学を進めたりしていたんだっけ?で、とにかくそれで日本の三大死因「がん・心臓病・肺炎」の死亡率がすべて下がったとか。
病院に行かないから病名がつかない。だからお年寄りだと「老衰」としか書きようがない。ただ、もともとはそんなものだったのかもしれません。それが、死に際に病院に入院することで(年寄りは必ずどこか悪いわけなので)なんか病名が付いて結局それが死因となった、というわけです。

次の動画は参考として近藤先生のものではありませんが、「医者にかからなければ死ににくくなる」ということを語ったものです。これです。

元に戻ります。
以下、この本のインパクトのある言葉や気になったことを列挙していきます。
(自分用備忘録的な感じでもあります)

  • 血糖値を薬で下げると急死や事故が増える
  • 抗がん剤が効く、の意味はしこりが一時的に小さくなる、という意味で感知するわけではない。その割に副作用がとんでもない。
  • ステロイドは依存性が高くやめる時が大変。
  • インフルワクチンは効果なし(群馬県前橋市医師会研究班による75,000人を対象に6年かけておこなった調査結果による)
  • 70歳越えたら血圧180以上が長生き。高コレステロールも薬無用
    (これはなんとなくわかってました。でも年齢+90くらいがいいかと思ってましたが、近藤さんは年齢+110って言ってますね。コレステロールもだいたい高コレステロールの食べ物をと食べてもそれが人間の体のコレステロールを高めるわけじゃないし、また、近藤さんはコレステロールを下げるのは本当に無意味といっています。
  • コレステロールは長寿薬。
  • 熱は薬で下げないこと。熱が出て病気が治るたびに人間は強くなっていく。
  • 薬は肝臓腎臓に負担をかける
    (これはその通りですね。だからなるべく取らないほうがいいのです)
  • 効果が期待されているクスリは人体実験
    (この「期待されている」という言葉、今回の新型コロナワクチンにも使われてましたね。説明で0
  •  免疫力アップでがん予防は大嘘。免疫力じゃなくて細胞力をあげろ
    (これにてついてはなんとなく使ってる「免疫」という言葉の使い方間違いを指摘してる感じです。
    とにかく動物性たんぱく質をしっかりとって!って言ってます(なお、特に他の書籍などで一部言われているがんのエサは糖質だからそれを制限しなさい、とかは言ってないです)
  • 薬を飲むより体を信じる!
  • プラセボで治るのは要するにそういうこと。期待するから治る。
  • ワクチンで感染は防げない。
  • はしか、風疹、乳幼児ワクチンなどすべての予防接種はいらない。
  • 子宮頸がんワクチンのサーバリックスは水酸化アルミニウムが入っていて脳や神経へのダメージがでかい。このワクチンの実態は感染症の予防ワクチンに過ぎず、本物の子宮頸がんの予防に役立ったというデータはない。むしろおでき程度だと思って放置でOK。医者はガンです!といって切り取りたくてしょうがない。それに従って子宮摘出とか最悪。
    子宮頸がんワクチンは副作用がひどくて、厚労省把握で1926例の副作用、症状が重いのは861例。
    10万人あたり31.2人に重篤な副作用で、メリットは10万人中の期待値で3人。
  • 薬を使いすぎると耐性菌がどんどんできて新しい感染症が広がる。抗生物質に頼らないこと。
  • 一時は世界の抗生物質の7割を日本が使っていた。(ちなみに抗生物質は細菌に対して効きますがウイルスに対しては効果がありません。ですので、インフルとか風邪には効かないです)
    高熱こそが薬と考えて
  • 抗がん剤を受けて後悔する人は多い。受けなくて後悔する人はいない。
  • 痛くてしょうがない時はアセトアミノフェンを。
  • ペットへの延命治療は拷問
  • カフェインは取り方によっては体にいい。
  • 1日1万歩とか無理しすぎ。ラジオ体操を。
  • 白米・白砂糖は体に悪いは大嘘
    (※これにてついては、そもそも糖質の取りすぎ問題ってのがありますので何とも・・・と思いました)
  • 玄米菜食や断食で早死にする。ベジタリアンは100歳を超えられない。
    (※これは納得です。本当にあんまりいないんですよ周りのベジタリアンで健康そうな人が。普通に肉をバクバク食べてる人のほうが健康的です。見たらわかります)
    (※近藤さんは玄米じゃなくて白米でいいって言ってます。一方高城剛さんなんかは玄米だけしか食べてない、とか言ってます。栄養分が全然違う。ただ、別に主食からすべてを取らなくてもいいとは思うので白米+おかずでいいのかなと思いました。あと、農薬問題についてはおっしゃる通り、白米に軍配が上がります。外側削るので)
  • たばこだけはやめるべき。

この方の著書には「医者に殺されない47の心得」「患者よ、がんと闘うな」「がん放置療法のすすめ」などがあるようですが、基本的な姿勢は一緒です。
「医者が病気を作る」「薬はなるべく取らない」というのは激しく同意します。

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