ロシアウクライナの件

ちょっとメモです。
タイトルの通り、例のロシアとウクライナの戦争?(ロシア側は戦争でも侵攻でも侵略でもなく軍事作戦だ、と言ってます)ですが、とにかくいろいろ違和感を覚えるのは、ある意味コロナワクチンの時と一緒ですが、みんな、

「プーチン狂った」「プーチンが悪い」「ウクライナかわいそう」「ウクライナがんばれ」

と、もう、マスコミだけでなく一般の人もみんな同じ論調なのです。
そして、今回非常に驚き、かつ、落胆しているのは、日本の保守系の論客のほとんどが、プーチンは狂人で悪者、ウクライナかわいそう、がんばれ、応援しないと! という主張になっていることです。
そして、彼らの多くは、トランプとバイデンの選挙の時はトランプ派なのです。

木村太郎なんて特にそうでした。トランプ大好き。
でも木村太郎は例えば

Yahoo!ニュース
Yahoo!ニュースは、新聞・通信社が配信するニュースのほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事など多種多様なニュースを掲載しています。

のようなことを言っています。文中に「ウクライナ側の情報なのではっきりしないが」とわざわざ書いてますのでソースに偏りはあるのかもしれませんが。


いわゆる虎ノ門ニュースの論客たちも同様で、百田尚樹氏や有本香氏なども同様。イスラム世界について精通している飯山陽さんなどもこの件についてはとにかくロシアが一方的に悪いみたいな主張なのです。(余談ですが、仲違いした百田尚樹氏と上念司氏はこの件においては全く同じポジションとなっています)
さて、この動画ですが


馬淵さんというのは元ウクライナ大使ですが、その立場だった人がこういう風に語ると説得力があります。
ネオコン・ネオナチという単語も使ってますし、アメリカの不正選挙のことも堂々と語っております。
説得力がありますが、これもほとんどの人には受け入れられないでしょう。(だいたい「でた!陰謀論」とか「ロシア側の情報による捏造だ・フェイクニュースだ」みたいな感じで取られがち)


また、かつて外務省のラスプーチンと言われ、真実を貫き通したために検察によって牢屋に入れられた経験もある、ロシア通の作家、佐藤優さんなんかは、こう語っています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3a403d73d7df0893dfaa55129122b7507756f113?page=3

ネオコンとかネオナチとかもちろんDSなんていう単語はほとんど使っておらず、かつての経験から、
プーチンは狂ってはいない。
・ウクライナの軍事基地は壊滅的
・プーチンはウクライナ全土を掌握し支配しようとは思っていない。


と言ってますが、彼が言うならその通りだと思います。
僕の中で、「この人の言うことなら信じる」みたいな人が何人かいますが、今回のロシア・ウクライナ問題についていえば(捕まったことから分かる通り信念を曲げられない)彼が言っていることは間違いないと思っていて、だからどんなにマスメディアが何を言おうと、「ウクライナの軍事基地は壊滅的」でしょうし、プーチンはウクライナ全土を手に入れたいとも思っていない、と僕も思っています。

問題は、この先プーチンロシアは果たして一般の人に理解される時が来るのでしょうか?というところです。これがイメージできないです。

あと、繰り返しますが、あれだけの論客達がどうして、「○○は善」「○○は悪」「悪いやつをやっつけろ!」みたいな二元論を振りかざすのかが理解できないというか失望というか・・・・。
(この人達はおそらく言論統制されていて本当のことが言えない、とはあまり考えられないのです。だから本気でウクライナ=善・ロシア=悪 みたいに考えていると思われます。)

いちおう、補足しておきますが、ロシアもウクライナも国民には全く罪がありません。そういった罪がない人たちが犠牲になってはいけないし、あってもそれは最小限にしなければいけません。

プーチンを悪いものに仕立て上げ断罪したところで、それが人々の幸せにつながるとは到底思えないのです。ちょっと理解しがたいかもしれませんが、そう思っています。


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