断糖で100歳まで生きる!を読んで

タイトルだけ見ると健康法の本の話ですが全く違います。

さて、
断糖で100歳まで生きる!
西脇俊二著

という本があるのですが、その最終ページがかなり共感ができます。というか、なぜこの糖質制限の本でこれなのかわかりませんが。

鳥になって物事を見る目を持つ

この項目。とにかく相手に期待しないことが大切と言っています。
確かに・・・
「どうしてわかってくれないんだ?」と相手に期待するとストレスになります。
所詮他人は他人。変わってもらおうと思ってもなかなか難しいです。変わることはあるかもしれませんが「変えること」は結構難しいはず。特に「こうしてください」と頼んでもダメです。

この相手に期待しない という中でどうすればいいかというとこれはもう「自分が変わるしかない」と、ここに行きつきます。

自分が変わることで結果的に相手の接する態度とかが変わります。
これはお勧め。
ただ、自分もできてるかというとできてないことも多いです。
どうしてもこの相手に対して、こういえばうまくいくのが分かってるのにできない・・・。関係をよくする方法はあるのに、わかってるのにやりたくない、というケースです。

で、この著者は俯瞰で見る目を持つ、といっていて、この場合は、自分と相手の2方向からしか物事を見ているとその狭い視野で物事を判断しがちでよけいなストレスを抱えてしまう、というものです。

余談ですが、この「俯瞰でみる」というのは自分を律するときとかも便利。

どうするかというと、何かをやっているときにその自分の姿を後方少し上から見るイメージを頭に浮かべる、ということが人間はできるのです。

自分を律するときはホントいいですよ。かっこ悪くないか?とか自分で自分を見る目を持つのはよいですね。

ちなみにこの人の本のその前のページはといえば

相手の自己重要感を認めてあげること

「自分を認めてもらおうと焦らない」とあります。
人は誰でも周りから必要とされることで、自分の価値を見出しています。承認欲求とか言われるものもこれかもしれません。
で、とにかく認めてもらおうとする。でもそれをすればするほど人は離れていくとのこと。それだけならいいのですが、ひどい人はその自分を認めてくれない相手のことをせめたりするケースがあるんですよ。

これもさっきの話と似ていて、自分の場合ですが、だったらその人を認めてあげれば話は早いんですがなかなかできない。

ただ、この著者は「自己重要感」という言葉を使ってますが、相手の自己重要感を上げることが大切だと。つまり「あなたがいかに自分にとって大切か」を伝えてあげるといろいろ好転するよ、と。会社の上司の立場ならその部下に対して相談して意見を聞いて参考にしたり、嘘はいけませんが、本当に助かってるならそれをさりげなく相手に伝えるとか、相手が「自分には価値があるんだ」と思ってもらうといろいろよくなるよ、ってことです。

なるほどなるほど。

ところで!!ここで気づきましたよね。
これ、断糖で100歳まで生きる って本なんですよね。

ただ、こんなことを書いているのは最後の数ページで、他はちゃんと断糖(糖質制限)のことを書いています。

ほとんどは「なるほどなるほど」、なのですが、

「お酒は種類を選べば大丈夫」といっているのに
「コーヒーは実は糖質が含まれてるからダメ(※もちろんブラックコーヒーの話です)」
とか言ってるのが意味が分からないです。量が違いすぎますので。いや、お酒で糖質0のものはありますがエンプティカロリーありますし、コーヒーの糖質なんてたかが知れてますから。

話がそれましたが(というかこのままそれ続けますが)糖質制限についてはまた改めて書こうと思っていますが、とにかく効果があります。これは確実。というかカロリー減らすとかよりずっといいです。それはわかってます。が気を付けないと体が動かなくなります。というのも炭水化物は安価でカロリー結構とれるので。これをカットするだけだとエネルギー不足になりますのでがんばって、脂質とタンパク質をとらないとだめです。特に脂質。
これについてはまた別記事で書きます。

というわけで、まとめると

まとめ

  • 相手を変えようと思っても難しい
  • 相手の自己重要度を上げてあげるとよい
  • つまり自分が変わると相手が変わる。相手を変えたければ自分が変わる。
  • 相手と自分の2者を当事者の立場でだけ考えるのではなく俯瞰する

ということです。

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