血圧の薬 降圧剤で血圧を下げるということは、要するに熱が出たから解熱剤を使って下げてるのと一緒。
違うのは、解熱剤(バファリンとか)は、普通は熱が下がったら使用をやめるのに対して、降圧剤はずっと飲み続けること。
コロナがきっかけで「人間の自然免疫」というものについて考えるようになりました。
今、勉強している「登録販売者(これやめればよかった。受かると思えない・・・)」のテキストにも、風邪薬は要するに症状を緩和するものしかなく、根本的に治すものはない、と書いてあります(続に言うかぜを治す薬はない、ってやつです)。
風邪をひいて熱が出るのはそこでウイルスに対して一生懸命戦ってくれているわけです。
翻って血圧が上がるということは何か原因があるはずです。それが「加齢による血管の硬化とかなら問題無いでしょう。でもそうじゃないとするならその根本原因を排除しない限り、血圧だけ薬で下げても意味がないと思われます。
日本の高血圧の基準は知らない間に130まで下がってしまいました。年齢・身長等一切考慮無しに。
これで一気に”病人”が増えてしまいました。そして”薬漬け”になってしまう人が増えてしまいました。
日本で降圧剤を使っている人は1155万人だそうで、これ、国の人口の1割弱ですね。
ところで僕は高血圧。
仮に年齢+90という数値だとするとそれよりもだいたい20くらいは普段から高いし、だいたい低い方も3桁のことが多いです。
原因は大体わかってます。
お医者さんには「降圧剤を飲むつもりはないですか?」とは言われます。
「ないです」と答えるとそれを受け入れてくれます。この先生は「この薬、怖いです」とかいうと「じゃあやめましょう」とか言ってくれます。
降圧剤を飲んでる人に聞いてみると、「ボーっとする」「やる気が出なくなる」とか言います。
そうです。だって本来脳に送られなければいけない血を届けることができないのですから。
僕が飲んでいるある薬は、欲望というか、そういうのを抑えるやつで、これを飲むとやっぱりやる気がなくなります。よくとらえれば穏やかになる。
ただ、降圧剤はとにかくずっとずっと飲み続けなければならないって一般的には言われてます(実際はやめられると思いますが)。
こんなもので薬漬けにしてしまっていいのかなぁって。
東海大学の大櫛教授は
血圧は160/100まで治療の必要はない。薬物による降圧は20程度に抑える必要がある
と言っています。
逆に言えばそれ以上下げるのは危険と。
ただ、180以上だと死亡率が上がるようです。
数字を下げるのが目標なら、どんどん薬を飲めばいいのですが、それでいいのかどうか。
目的は健康でQOLの高い生活を送ることだとするとやってることがちぐはぐすぎるなぁって思うのです。
さて、ここで最近毎回つなげる「コロナ対策」の話。
何のためにそれをやっているのか、を再考してみるのもいいかもしれません。
はい、またまた長くなりました。
では
コメント