ルービックキューブ完成から思ったこと
なぜ、この「資格試験カテゴリ」の中にこれを入れたのか?
正直ここじゃなくても「勉強法」とかそういうカテゴリを作っていたらそこに入れていかもしれません。
ずっと読んだ挙句、「無駄だった」という事がないように先に結論を言っておきますと、「勉強(特に覚えることが多い場合)にはどれだけそれを整理して簡潔に覚えやすくして記憶していくかが大切です」ってことです。以上。
ここから先は、それでも読みたい人と、あと僕と同じようにルービックキューブを何も見ないで時間がかかっても6面揃えたい人が読んでください。
きっかけ:いつか何も見ずにできるようになりたかった。
ルービックキューブは、そう、公式を買うとついてくる解説を読めば完成できるのです。
いちおう6面そろうとそれはそれでうれしいんだけど、でもなんか違うなって。でもその解説に書かれてる解法を覚えられそうにない。
ある動画に出会った
なんとなく見ていたyoutube動画。takahashi methodとかいうものが目に入りました。
そして何度か見ているうちに、「これはひょっとして覚えきれるのでは?」と思ったのです。
何が琴線に触れたのか?
「これなら覚えられるかもしれない」というシンプルな方法です。
はっきりいってこの方法よりも早く完成させる方法はいくらでもあるでしょう。
でも自分はそんなことは望んでいません。とにかく自力で解けるようになりたい!と、ただそれだけ。
強引に資格試験やその他の試験や関門におきかえたとしても同じで、どういう手段であってもゴールにたどり着きたい! とただそれだけなのです。
その手法のシンプルさ
ここで出てくるのは動画をご覧いただくとわかりますが本当に少ないのです。
1.右動作
2.左動作
3.ねじをまわして右動作からのねじ戻し
4.右動作・左トリガー・右動作・左トリガー2回・右動作
5.それらの応用
とこれだけです。
簡単に解説その1
動画を見ればわかるのですが、あえて文字にすることでそのシンプルさを伝えようと試みてみます。
1.右動作
右なんだから基本右回りに動かします。
上を右回りに、右面を奥(右回り)に
あとはそのリバース(つまり逆回転:上を左に、右面を手前(左回りに)
2.左動作
左だから右動作のすべて逆。
上を左回りに、左面を奥(左回り)に。そのあとリバース。
簡単に説明その2
ではそれら具体的にどこで使うか?
ですが、とりあえず、完全1面は自力でできます。これはパズルが少し好きなくらいでもできると思います。だからそのmethodを使ってません。(あとで見てみましたが本当これは楽ですね)
2段目完成
今ちょうど完全1面ができていて、横から見ると感じの凸みたいな感じで色がそろっているとします。で、ここでは自分の入れたいキューブを右側に入れたいなら
右動作ー左動作
で、
左に入れたいなら
左動作ー右動作
でできます。右なら右動作やって(からの左動作)、左なら左動作やって(からの右動作)、です。実に覚えやすい。
上面の十文字完成。
これはこの人は時計になぞらえて、
6時9時10時と作ってきましょう!といっています。
作り方は動画を見てください。
操作は「時計のねじを巻くように手前の面を右へ、そのあと右動作、終わったらねじを戻す(左へ)
で、それで6時9時10時が終わります。
上面の真ん中のキューブの位置合わせ
これが上記のながったらしいやつですが、これも作者は覚えやすいように11時、12時と覚えられるようにあえて手間がかかる手法でやっています。
だいたい、
右動作→これはいい
左トリガー→(上面を)90度左へ
で、右動作
ってことは左へ1度90度回してからまた右へ90度回してます。
手間です。次にも
左トリガー(上面を左に90度×2回分の)2回のあと右動作 なので
結局左(右でも同じ)に180度回したあとにまた右に90度戻してます。
だったら最初から左に1回でいいのにそうしています!
ここがポイントです。
ちょっと時間はかかるけど覚えやすさの意味では非常にいいのです。
これで、上面の完全十字ができました。
その後
その後はいろいろやるのですが(実はここからはいろいろややこしい・・・ですが、操作自体はたいしたことをやってません)、やってることはほとんどが「なんか持ち替えたりしてからの右動作の繰り返し+α」です。
これで、6面完成です。
結局何が言いたいか
覚えることがシンプル。これが資格試験では結構役に立ちます。
これは冒頭にも書きましたが、とにかく大切なことは、「目的達成のためには手段を択ばずシンプルにできるようにしよう」ってことです。
登録販売者試験で言えば、薬の名前が覚えられないなら薬品名の語尾などのルールを活用するとか、人の体に詳しいならその知識をベースに覚えることを樹状っぽく広げていくとか・・・・。
ものを覚える場合にそれを簡単にする方法は(共通部分はもちろんありますが)人によって違います。
なぜならその人が生きてきた中で得た知識と経験が人によって違うからです。
別記事でも書いてますが、年を取ると丸暗記ができなくなります。
ただ、年をとればとるほど知識が増えてきます。
小学校低学年の子が「アドレナリン」でイメージするものと
大人が「アドレナリン」でイメージするものは当然変わってきます。
それを活かすのが大人の勉強方法だと思うのです。
なぜこんな記事を書いたかというと、今日2021年10月22日に初めてルービックキューブを自力で何も見ないでできるようになった、、、いい年をした大人が今までできなかったことが一つできるようになって、うわ、なんだこれは。そうか、自分に合ったやり方さえわかればまだまだいままでできないことでもできるようになるんだなー、ってのがうれしくて勢いで書いてしまいました。
(余談ですが、自分が40代になってからできるようになった3つは、「山道を70kmとか走れるようになった(いわゆるトレラン)」「(音楽の)コードの知識がかなりわかるようになって応用がきくようになった」「カラオケで高い声が出るようになった(笑)」です)
予告(音楽におけるコードの覚え方の話)
そのうち記事にしたいことに「楽譜が読めなくても、音楽の知識があんまりなくても鍵盤でコードが抑えられるようになる方法」というのをアップしたいです。楽譜が読めないとメロディーは無理なのですが、これで弾き語りはできます。キーが合わないなら移調もできます。
必要なのは若干の英語の知識。
ABCDEFGの読み方と順番、それとメジャーとマイナーのイメージができるか、ドから次のドまで同じ間隔で12個音があるよとかその程度です。(調律の話は省略)
例:メジャーとマイナーってどんなイメージ?
メジャーは明るい マイナーは暗い
メジャーとマイナーの大小でいうとメジャーは大・マイナーは小のイメージ
高さで言えばメジャーは高くてマイナーは低い
例:sus4
susってサスペンデッドの略らしいけどサスペンダーってわかるかな?そう、昔風に言えば「ズボン吊り」。つまりなんかをつり上げるの。そういえばパソコン用語でサスペンデッドとかいうのもあるなぁ。
吊り上げられたものは元に戻りたくなるよねー
とかそんな感じ。それがさっきから言ってる大人の暗記法。
ただ単に
Dsus4は レ ソ ラ を押さえてください!
じゃ覚えられないです。
長くなりました。それでは。
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