前置き
僕は毎日ラジオをおそらく5時間くらい聞いてるような気がします(数字は適当 感覚)
で、ニッポン放送垣花正の あなたとハッピー 10月28日放送分ですが、木曜日は集英社の中瀬ゆかりさんが出るのです。
で、彼女は「ブックソムリエ」として様々な本(や映画など)を紹介してくれます。
ですが、その前に週刊誌斜め読みっていうコーナーがあって、その紹介が
週刊新潮の
「薬剤師が教えるドラッグストアの賢い使い方」
ラジオの内容と雑誌のこと
表紙はこれ(リンクなし)
相変わらずちゃんと調べてないですが、なんか「市販薬・・その病気 市販薬で治せます」という新潮新書の本が人気のようです。
で、ラジオの内容(週刊誌斜め読みなのでこの号の記事をベースにしてます)を要約すると
- 国はセルフメディケーションを推奨している。だから税制面で優遇を認める。すでにそのシフトチェンジは始まっている
- ワクチン副反応どうしようか問題から、市販薬による解熱鎮痛剤問題ってのにつながってる。
で!4種類が話題になっているそれが
- アスピリン(バファリンAとか)子どもには注意
- イブプロフェン
- ロキソプロフェン
- アセトアミノフェン(穏健派 推奨されがち)
です。穏健派ってのはこれ、僕が言ってたんじゃないんですよ。ラジオで言ってたのです。でも確か緩やかなはず。
登録販売者試験だとACEってのがあってこれが
A アセトアミノフェン
C カフェイン
E エテンザミド
とかいって、わりとゆるくて安全!みたいな。
で、次に話に出たのが
ブランド名は同じでも中身が違うもの多い。
ややこしい!
これ!ホント。
バファリンといえばアスピリンって僕は覚えていたけど
- バファリンA・・アスピリン
- バファリンEX・・ロキソプロフェン
- バファリンプレミアム・・イブプロフェンとアセトアミノフェン
というように違うのです。ややこしい。
というかこれちゃんとわかってる人購入者じゃいないし、逆に薬剤師でもあんまりわかってないかもです。だからこそここが登録販売者さんの出番。
パブロン
イブ
でもいろんなのがあって、それぞれ成分が違うのです。
お客さんは違いが判りません。
雑誌を読むと、風邪で抗生物質はいるかどうか?とかそもそも病院で出される薬ってほとんど同じ成分のものが市販薬でありますよとかそんなことが書かれています。
(例:去痰のムコダイン錠は市販薬のストナ去痰カプセルが同じようなものとか)
この記事書いた人が言うには知り合いの薬剤師に風邪の時何を飲む?って聞いたら「葛根湯」と答えるそうです。(漢方はホント、適性があるから誰でもそれがいいというわけではありませんけど)
で、いちおう、ラジオでそのあとこう続きます。
「コンビニでも売ってるがドラッグストアで売ってるのとはレベルが違う。指定部外医薬品とか」
そうです。
これもお客様はまったくわかってませんが、薬には
1類・2類・3類とかあと医薬部外品とかいろいろあって、1類は薬剤師案件。2類以下は登録販売者案件で、つまり登録販売者がいないと2類とかの薬品は売ることができませんから普通はコンビニとかでは扱えません。
雑誌では「薬剤師は町の科学者」と書いてます。
その通りかもしれません。でも体の調子が悪い時に科学者に科学の視点で見てもらいたいと思うかどうか?です。
そこで登録販売者です。
しっかり勉強している登録販売者さんなら、症状をきちんと伝えれば適切な薬を案内してくれるような気がします。
ところで
どうしてセルフメディケーションってのがすすめられたのか分かりません。
いや、普通に考えたら国はうなぎ上りの社会保障費を何とか減らせないかって思うでしょう。だったら自然です。
でもなんとなく「とりあえずやってみました」風にしか見えません。
医師会に対しての遠慮がまだまだあるのかな?
では僕ら一般人は何をしたらいいか?
理論武装です。
きちんと勉強をして、「ああ、だったらこれ抗生物質いらないわ」「抗がん治療はちょっと考えます」とか自分である程度考えられるようになることが大切かもです。
上が変わるのを待つ必要はありません。
なし崩しになるように・・・・。
(だからみなさん、はたらく細胞を見てください。ホントあなたの体の細胞一つ一つ・・・一生懸命働いてます)
結論
で、ラジオとそのあと週刊誌(僕は楽天マガジンというサブスクを使ってます)を読んで何を言いたいかというと
1.同じ商品名でも全然違うものがあるからよく調べて!
2.信用おける薬剤師や登録販売者さんと相談してみて。
3.コンビニで扱ってるのはそれなりのものです。
4.セルフメディケーションは国が推奨しているので自信をもって自分で自分の体を気遣って管理!がイイ!!
ということです。
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