僕は昔結構真剣に投機をやっていました。投資ではありません。投機。機に投ずるってやつです。
で、一時期はそれだけをやっていました。生計を立てれらていたか、というと微妙ですけど。2年くらいかな。
その後給与所得者になり、相場も真剣にやれなくなった(というよりやらなくなった)のですが、現在失職中なので、昔の知り合いからは「早く(相場の世界に)戻ってこい」と言われてはいて、自分もやらないと!と思ってはいたのですが気が付くとなんと半年たっていました_| ̄|○
で!10月13日にからリハビリと実験を兼ねてトレードをやっています。
前に商品相場を一生懸命やっていたのはホント15~6年前。その後はホント片手間に日経先物ミニやFX、CFDなどを適当にやってました。あと株。
ちゃんとやっていた時代から離れた後は、FXなんかだいたい1000通貨で、値ごろ売買。ナンピンもする。ただ、金額がたいしたことないので結局ずっともったまま。株じゃない証拠金取引なのにいわゆる塩漬け。
あとひどかったのがトルコリラ。スワップ目当て。これがまぁ下がる下がる。そのうち取引会社もスワップの金額どんどん下げていってまったくうまみなし。
というか、やはりスワップ目当てってのは自分には全然だったなぁ。
さて、ここで感じたことは
「十分すぎる証拠金で小さな売買をやってもあんまりいいことがない」ってことです。
思えば真剣にやっていた時は、コンテスト(ロビンスタイコムチャンピオンシップというやつです)なんかはホント50万スタートで当時は・・・ガソリンの証拠金が7.5万円くらいだったと思うけど、中部とかももバンバン注文を入れていたから結構かつかつでやっていたような気がします。
ただ、
「証拠金使用率とリスクは一致しない」ってことで、要するにたくさん建てていてもロスカット値をきちんと決めておけばリスクは限定されます。
よく「2%ルール」なんてのがあるじゃないですか。
100万なら1回のトレードリスクを2万にする。
その範囲だったら何枚建てようがかまわない・・・んだけど、建てれば建てるほど逆行幅が限られてくるのでおのずとトレードスタイルによって証拠金使用率ってのは変わってくると思います。
で、自分が今回リハビリ用にテストしたのはFX。ドル円
システムじゃなくて裁量のスキャ。
で、こうなりました。
トレード数 146
勝ち 84
負け 56
引き分け 6
勝率 66.14%
勝ちpips合計 100.3
負けpips合計 -103.5
その比 0.969082126
1回あたりの勝ち幅 1.194047619
1回あたりの負け幅 -1.848214286
その比率(ペイオフ) 0.64605475
勝ち合計と負け合計の比 1.016042781
最大勝ちpips 7.6
最大負けpips -4.5
勝率がいいのは、はい、これいわゆる結果的に損大利小になってますので。いわゆる小掬い売買という利を伸ばすということをせず、ただ、損は割と早くにバンバン切る。
「正しいトレードはすぐに利が乗るものである」と誰かが言っていたような気がするのですが、「だったらだめならすぐにバンバン切るわ」と。ただ、後半になって乱れていっておかしくなっていきました。
結局これは勝ち合計と負け合計の比が1を越えてるのでいちおうプラスです。 ただ、なぜ勝ちpips合計と負けpips合計で負けの方が多いのにプラスかというとこれ、トレードごとに枚数が違うからです。
昔商品で勝っていた時は、確か勝率が52%くらいで、ペイオフが1.2くらいじゃなかったかなと思います。
最初から勝率7割とか8割なんかはもちろん目指してなくて、逆にそれを目指してでも勝ち幅が少なくたまにそれなりに負け幅が大きいみたいなやつもよくあるようですが、自分はとにかく負けを受け入れる体になろう、と練習をしました。
ですが、システムのがその点では楽です。
もちろん裁量とはいっても何かしらの根拠をもとにトレードをするわけですが、いまいちちゃんとしてなくて・・・。
ただ、場を見るのはホント大事ですね。
見たから儲かるっていうわけじゃないですが、いろんなアイデアの源泉となります。
「とにかく100回トレードしてプラスだったらバッサリ髪を切る」と決めていたので明日切ります。坊主にしようか迷ってます。(ちなみに坊主はまったく似合わない)
このあともおそらくリハビリ売買は続けていきますがどの市場で何をどういう手法で取引をするかは検討中というのが実際のところです。
長くなりました。では。
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